『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』絶賛プレイ中です。
発売日である12月7日(金)0時から始めて、即刻オンライン専用部屋を開いてこけら落とし対戦しました。代々スマブラを買って「最初の乱闘」はついついリプレイ保存したりして思い入れが生まれるので今回は是非ともオンライン戦で幕開けしたかったんですよね。
際どいタイミングだから4人揃うとは行きませんでしたが参加して頂いて、ありがとうございました。
スタート時はわずか8体から始まったファイターも、程なくして全74体揃えられました。今作を代表するアドベンチャーモード「灯火の星」もクリアできたので、遅ればせながら年内最後に思うところを少し書き留めておきたいと思います。
全員参戦
全74体。このファイター選択画面だけで見惚れてしまう。
出来れば、シリーズごとの配置にも変更できると嬉しいなーと発売前からつぶやいていたのですが、この参戦順の配置もスマブラ20年の歴史を体感できて悪くないかも、と思い始めています。
スマブラSPのファイター選択画面。“スマブラ参戦順”だけじゃ馴染めないから、雑ーに“シリーズごと”に独断で並び替えてみました。案外、これも収まり良くないですか? 並び替えオプション欲しいなー。(DLC来たら、またズレるけどねw) #スマブラSP pic.twitter.com/ksNWbS180n
— ポタラ (@Potara) 2018年11月6日
手強かった挑戦者戦
そんな歴戦のファイターを解放していくのにクリアしていかなければならないのが「挑戦者の乱入」戦。
隠しキャラが乱入してくる、シリーズお約束の光景です。
今回は隠しキャラというよりアンロックという趣きが強く、「74体-初期8体」=都合66回もこの挑戦者戦を勝ち抜かなければならないという。
当初は難易度もかなり手強く、ただのアンロック戦なのになかなか苦戦されられました。
これまでアクセントという位置づけだった挑戦者戦を主題に持ってきたやり応えと、挑戦者戦が持っていたサプライズ感・特別感が、どんどん薄れてしまうような感覚も…苦笑。
※公式サイトより、「史上最大規模」と謳われているが初期ファイター数の言及が見当たらない
…ただ発売当初に巻き起こった賛否については、難易度もさることながら「初期状態は8体だけ」ってことが周知されていなかったことにも一因があるんじゃないか、と思っています。
ニンテンドーダイレクトをチェックするような熱心なファンとしては、もちろん周知の話だったんですけど、ダイレクト以外ではどうだったでしょうか。
「全員参戦」のキーワードだけが表立って喧伝されてて、「最初は8体だけ、どんどん集めていく」という部分がほとんど紹介されていなかったような気がします。公式サイトにもCMにもパッケージ裏にも店頭配布のパンフレットにも。
なので、最初からあって当然だと思っていた要素(74体選択)に、実は66体もの解放が必要となると否定的な意見も出て当然だったんじゃないかなあ、と思います。
【随時更新】はじめての『スマブラSP』Q&A | トピックス | Nintendo
発売後に設けられた公式ページでは「ファイターの増やし方」という項目もあるので、そういった不親切さは徐々に和らいでいくといいな。
勝ちあがり乱闘、意義ある一新
これまでは「シンプル」と銘打たれていた、言わば1人用のアーケードモードが一新されました。
対戦相手は、使用するファイターごとに固定。
え?無作為じゃなくて固定?今さら初代64版に近い仕様に退化しちゃうんですか…なんて思ってしまったのも最初の一瞬だけ。
対戦相手固定だからこそ演出できる気の利いた構成で、アーケードモードを演出してくれるので、漫然と無作為な相手と対戦し続けるよりも楽しいモードに仕上がっていました。
ファイターによっては、ボスがマスターハンドとは限らないのもまた楽しい。
ニンテンドーダイレクトでも紹介されていたリオレウス(モンスターハンター)なら載せてもいいかな、と紹介しますが、ほかのボスが待ち構えているケースもあるので、プレイ予定の方はネタバレ要注意かも?
そんなこんなでファイターの数だけ74通りの対戦構成があるワケですからね。
74周もすれば、最初のころにプレイしたファイターの構成もまた新鮮な思いでプレイできるってもんです。言い換えれば、このファイター数だからこそ採れた大胆アレンジという感じで、功を奏しているんじゃないでしょうか。
灯火の星、クリア
※ネタバレ気にして一部モザイク
アドベンチャーモード「灯火の星」、いやあ長かった!笑
“スピリッツ”が織りなす、色とりどりのバトルは、任天堂ファンであればあるほど興味を湧かせて楽しい。だけど、さすがに盤面が広すぎて、なかなか終わりが見えずちまちまと進めていくだけというのは辛さもありました。
個人的には、必ずしも育成要素があんまり好きじゃないってのも一因かも。
育成自体は、多様なパラメータがあるワケではなくレベル上げも軽快で、シンプルにまとまっていたので助かりました。(…と自分が思っているだけ?こだわり派の人はもっとパラメータの伸び率にも気を配った育成してるのかな?) 寝る前に「訓練場」に預けておけば翌日プレイするときには、サクッとレベル99になってた時は驚きましたね…笑。
プレイ中盤の「灯火の星」マップ。広すぎる。
プレイ中盤は、ダレることもあったのですが終盤の展開は、とても面白かった。
畳み掛けられる趣向の数々には膝を打ったし、最終決戦からのエンディングにはスマブラ20周年のひとつの終着点として見入るものがありました。
さすがに長過ぎたので、2周目~3周目をプレイしようって気分ではないですが…。
なのに、「はじめから+」という、いわゆる強くてニューゲーム項目が増えちゃったのには少し閉口。せめて既存のセーブスロットをリセットして再開するのではなく、別のセーブスロットにコピーした上で再開できる仕様だったら嬉しかったな。
↑ネタバレのため伏せ字。マウスカーソルを乗せるか、文字反転で表示されます。
あとはひたすら大乱闘…「真の戦いはここからだ!」
そんなこんな、どうにか年内のうちに大枠はクリアすることが出来ました。
「灯火の星」の達成率は100%じゃないし、もちろんスピリッツや勝ちあがり乱闘、クリアゲッターの状況はまだまだです…
でも、ここからは基本的には目的意識もなく、ただただ大乱闘を満喫するのみです!
よりどりみどりのファイター、めくるめくステージ、スマブラ20年選手にとっては桃源郷のような世界です。
ファイター全解放時のお決まりのメッセージじゃないけど、「真の戦いはここからだ!」です。
そうそう今作、携帯モードの操作性が悪くないのも嬉しい。3DS版の操作には今ひとつ馴染めなかったので期待そこそこだったのですが、レジェンド級スピリットとかのガチ勝負でない限りは遜色なくプレイできます。気ままなスマブラライフを彩ってくれそう。
…と言うことで、9月におもむろに始めたブログも、この記事が2018年最後の更新になると思います。よいお年を─!