一昨日1月16日(木)、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』における5体目のDLCファイターが発表されました。
緊急告知!1月16日(木)23時より「? ? ? のつかいかた」放送決定!#スマブラSP の秘密の新ファイター「? ? ?」の参戦発表を含む特別番組を放送します!番組では参戦発表の他、桜井さんが新ファイターのつかいかたも詳しくご紹介。
— 大乱闘スマッシュブラザーズ【スマブラ公式】 (@SmashBrosJP) 2020年1月14日
放送時間は約35分の予定です。お見逃しなく!https://t.co/T9naIliwhI pic.twitter.com/KYtBgpn5BZ
しかも、桜井政博さん直々にファイターの見どころを濃厚に語っていく「つかいかた」配信で、ファイター名の事前発表なくいきなり公開!
これまでとは異なる発表形式に、誰が参戦してくるのか一際ヤキモキされられました。
ファイターパス最後のファイターは誰なのか…早速、見ていきましょう。
(…と、この記事でもったいぶっても意味ないか。タイトルにも書いてるし…笑)
ベレト/ベレスのつかいかた
…あ、動画版だと配信時の「いよいよ初公開です」という桜井さんの前口上はカットされちゃうのか。と言うことで、その模様も見直したい方は配信アーカイブからどうぞ。(こっちはそのうち削除されるかもしれないけど)
ベレト/ベレス参戦!
『ファイアーエムブレム風花雪月』より、ベレト/ベレス参戦!
『ファイアーエムブレム風花雪月』の主人公で、士官学校で生徒たちを指揮する教師。
ルフレ、カムイと同じくカラーバリーエーションによって男女を切り替えることが出来る。また、カラーバリエーションで名前が変わるのは、ピクミン&オリマー(ピクミン&アルフ)、クッパJr.(クッパ7人衆)に次いで3体目。(日本語の場合。他言語では男女によって呼び分けされているファイターも)
原作さながらの掛け合いから転じてスマブラ参戦を果たすムービーは、前作『スマブラ for 3DS / Wii U』におけるカムイ参戦を彷彿とさせる。
…と言うことで『ファイアーエムブレム』シリーズ最新作からの参戦、極めて順当な選出だと思います。
これまで配信されてきた新ファイターが、いずれも他社ゲストファイターだったので、ここに来て任天堂タイトルというのが逆に意外でしたが。
原作発売から半年ほどでの参戦というタイムリーさも、ダウンロードコンテンツならではの醍醐味でこれを逃すと意義を損ねるタイミングでもありました。
ちょっと『ファイアーエムブレム』のファイターが増えすぎじゃない?という気持ちも分かりますが。
ここまで来ると、いわゆる「枠数」とゲームシリーズが持つ「格」というのは関係ないのだと思います。あるとすれば、そのシリーズにおけるキャラクターの「性質」。
枠数の比較対象としてよく挙げられる『ゼルダの伝説』は、タイトルごとに世界観は変えども、リンク/ゼルダ/ガノンドロフ(ガノン)の3人を軸を展開し続けるシリーズであり、参戦ファイターを増やしくいく機会は少ない。その代わり、1体ごとの存在感は濃い。
対して『ファイアーエムブレム』はタイトルごとに主人公を立て、キャラクターの魅力が高いシリーズだけに自ずと参戦に見合うキャラクターも増えていく。
格にこだわって枠数がしばられるよりも、シリーズの性質にあわせて柔軟にファイター参戦が増えていくほうが一番だと考えています。…と言うことで、個人的には『ファイアーエムブレム』シリーズからは新作タイトルに合わせてスマブラ参戦を重ねてほしいですね。
ただ、参戦ムービーのなかで「剣士はたくさんおるから、もうよいじゃろうと?」なんて自ら言及しちゃうくらいには似通っていることに思うところがあるようで…
今回のベレト/ベレスは、4種の武器“英雄の遺産”を使い分ける!
これまでも色んな武器やタイプを織り交ぜたファイターはいましたが、攻撃の方向ごとに武器を振り分けられているという構成が目新しい。
上空中攻撃、上スマッシュ攻撃、上必殺ワザは「剣」(魔剣 天帝の剣)。
前/後空中攻撃、横スマッシュ攻撃、横必殺ワザは「槍」(魔槍アラドヴァル)。
下空中攻撃、下スマッシュ攻撃、下必殺ワザは「斧」(魔斧アイムール)。
そしてニュートラルとして空中攻撃、通常必殺ワザは「弓」(魔弓フェイルノート)。
ちなみに…弱攻撃コンボ、強攻撃、ダッシュ攻撃は「剣」(魔剣 天帝の剣)を使用。
戦局に応じて武器を使い分ける楽しさを直感的に味わえそうで、はやくプレイしてみたいところです。
新ステージ「ガルグ=マク大修道院」
新ステージは、原作でもストーリーの拠点となる「ガルグ=マク大修道院」。
その4箇所を遷移していく周遊ステージで、屋内と屋外のコントラストが印象的。障害物などなどありながらも、いずれも地続きの平地で、地形としては比較的シンプルにまとまっている。
「攻城戦」「フェリア闘技場」「闘技場」に次ぐ4つ目の『ファイアーエムブレム』出典のステージになります。
さらなる参戦者…「ファイターパスVol.2」始動!
ベレト/ベレスの参戦で、5体の追加ファイターを配信していく「ファイターパス」シリーズが完了。
これにて『スマブラSP』もいよいよ完結…と思っていたら、さらなる新ファイターの追加が発表されたのが昨年9月のNintendoDirect。
今回の配信では、その続報も発表されました。
さらに6体!?
桜井さんも言及していた通り、追加であと1~2体ほど単体で追加されれば御の字だったところをシーズン2が始まってしまった。
『スマブラSP』の世界はどこまで広がっていくのか、楽しみは尽きません。
一方で、現状のファイター参戦数でも充分すぎるほど充分で、もうあんまり参戦希望ファイターを持ち合わせていないのも本音です。
あと6体も誰が来るのだろうか…。
最新タイトルという意味では『ポケットモンスター ソード&シールド』から御三家ポケモンの参戦は濃厚かな。
強いて挙げれば『アストラルチェイン』も参戦してほしいところなのですが…
スピリッツイベントで来ちゃったから、もうファイター参戦は厳しいかな。
ちなみに…『アストラルチェイン』が参戦するとしたら、シュルクのモナドチェンジの要領でレギオンを切り替えることが出来るファイターを想像していましたが。今回のスピリッツ戦で、まさしくレギオンを模したシュルクがモナドチェンジを繰り返しながら戦っていたのに笑ってしまった。
さらなる新ファイターの参戦で、個人的に気掛かりなことがひとつ。
ファイター選択画面、ちゃんと収まるのか問題。
ここからベレト/ベレスと「ファイターパスVol.2」6体が追加されていって最終的に綺麗に収まってくれるのか気になってます。
『スマブラSP』に限らず、格闘ゲーム系のこの選択画面の壮観ぶりが大好きなので、形よく終わってほしい。
ただ今回は、バンジョー&カズーイが追加された時に選択画面が6段から7段へと縮小されて、横に1列分 隙間が出来たので、そこを埋めるように6体分を配置していけば、計86体+おまかせを違和感なくデザインできるかな、踏んでます。
勇者参戦時点のファイター選択画面。13列×6段表示。現在より横に1列多い。
同様に、ステージ選択画面も6ステージ追加される枠が足りない。
ステージ選択画面、ちゃんと収まるのか問題。
ガルグ=マク大修道院を追加すると、あと1ステージ分しか隙間がない…。
やはり縮小して1列or1段あらたに設けたとして、小さすぎて見にくくならないか。あらたに出来た余白が気になってしまわないか。ただ整然と並んでいるだけだからこそ、ファイター選択画面以上にどう融通を利かせるのか心配かもしれない。
…と言うことで、ごく些細な懸念はありつつも、2021年に掛けての新ファイター参戦が決まった『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』。まだまだ末永くプレイしていくことでしょう。