かんづめステップ

一歩一歩。勘を培う。

【ティアキン冒険記#3】空と地底と洞窟と… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のプレイを振り返っていくティアキン冒険記。

全4回の第3回です。

 

広大なハイラルの探索。今作から加わったフィールドが、探索に新たなエッセンスを演出していく。

 

ティアキン冒険記 目次

  1. 待ちわびた幕開け… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』
  2. 再び訪れる醍醐味… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』
  3. 空と地底と洞窟と… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』 ←
  4. 決着へ至る道すじ… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』

 

 

31日目(6月11日)

イチカラ村」へと向かう道中、その西側に位置するガーディアン蔓延る湿地帯はどうなったかな、と立ち寄って出くわしたのが「エノキダ工務店 作業場」

 

これまでの看板立てのカバンダや資材置き場で薄々は分かっていたけれど、めちゃくちゃ事業拡大してる!

同じくイチカラ村も発展を遂げていて、エノキダ&パウダ夫妻、そして1人娘ウィッダの掛け合いが微笑ましかった。

 

 

31日目(6月11日)

今作に登場する祠の名前は、京都の地名のアナグラムになっている

■〈ゼルダTotK〉祠の名前は実在の地名のアナグラムらしい...?地図に付箋を貼って調べた方が検証結果を報告「すご!!!」 - Togetter

 

『ブレワイ』開発時に、任天堂本社のある京都市の広さを念頭に置いて、ハイラルの地形を設計したことが由来になっているものと思われる。
(ちなみに『ブレワイ』の祠の名前は、開発スタッフ陣の名前のアナグラム)

 

個人的に、これが祠を探索する上で楽しいアクセントになった。
「マヤチデギナ…マヤチデギナ… 出町柳か! なるほど、ジョニウやジルタグマチの北方面だ」みたいな。

 

 

36日目(6月16日)

メインチャレンジをそこそこ進めてきたけど、なんか根本的なアイテムを見落としてる気がする…となって、「地底」探索を再開し始める。


暗くだだっ広い空間のなか、意味ありげな施設が点在していることに気付く。
あわせて地底探索に対しても楽しさを見いだし始めていく。

 

有り体に言ってしまえば、マップ開放の嬉しさ。

地上で鳥望台に立ち寄り、マップが埋められていく達成感は、祠やコログの発見と比べても大きなウエイトを占める。一方で、全部で15の地方しかなく、その感覚を味わえるのは数える程度。
地底では、このマップ開放の達成感を細分化し、何度となく味わえる。暗く不気味だった空間にも光が差す。
地上の探索とはまた違ったテンポ感が生み出されて面白くなってきた。

 

地上と地下で、破魔の祠と破魔の根が同じ位置にあるというのも、お互いの探索に作用して手がかりになって一興だった。

 

 

38日目(6月18日)

地底探索に対して、空島の探索

 

地に足つけた探索と違って、必ずしも目的の場所に思うように赴くことが出来ない。

たまたま空から降ってきた岩を「モドレコ」して空に舞い上がるか、ゾナウギア(動力パーツ)で気球や飛行船を組み上げて目指すか。

それでも目当ての空島には高度が届かないこともしばしば。

 

思うようにならないからこそ、空島に辿り着けたタイミングというのには一期一会の趣きがある。

そうして発見した祠やお宝には、地上で見つけたときとは違った嬉しさを覚える。

 

 

42日目(6月22日)

もうひとつ、今作における探索で新しいエッセンスになっていると感じたのが洞窟

 

岩肌に大きな横穴が空いており、『ブレワイ』にはなかった洞窟が至るところに新設されている。

洞窟ごとにその構造や趣向は違うが、洞窟内のどこかにいるマヨイを探し出し、落とし物を手に入れるのが共通した目的。

 

入り組んだ洞窟を奥へ奥へと分け入り、マヨイを見つけ、その最奥部には祠やお宝が隠されていることも。

目的を果たし、もと来た道を戻るのは骨が折れるので、最奥部で「トーレルーフ」を使って一気に地上へと舞い戻る

これ、地上で探索するときの行動原則だった「小高い山に登っては目的の場所へパラセールで一気に下る」のちょうど真逆なんですよね。
登って登ってパラセール。下って下ってトーレルーフ。

 

「トーレルーフ」という能力が明かされたときは登山の手間を省くぐらいの意味だと捉えていたけど、しっかりゲーム性にも意義を与える能力だったんだな、と気付かされました。

 

洞窟ひとつを制覇するのに掛かる時間は、大ざっぱに言うと祠ひとつ分くらい。

『ブレワイ』でもそうだったのですが、長大なゲーム内容ながら、細かく達成感を得られるポイントが用意されているのも嬉しいポイント。
祠や洞窟を制覇した、コログを見つけた、など30分に満たないプレイでも一定の達成感がある。

 

 

44日目(6月24日)

水平線に差し込む朝日が美しい。

 

 

45日目(6月25日)

『ブレワイ』オープニングの地、「始まりの台地」に降り立つ。
この景色は、作品の垣根を越えても感慨深い。

 

この地にも新たなチャレンジが用意されており、興を引く展開だったのだけれど。

こと始まりの台地についてだけは、試練の祠がなくなってる、回生の祠もあんなことに、おじさんの面影が…と、その変化に切なさがよぎった。

 

 

51日目(7月1日)

始まりの台地から南西に歩みを進め、「ゲルドの街」へ向かう


ゲルド地方は、「天変地異」の影響で昼夜交互に熱帯と冷気が襲う気候になっていた。
何を着て備えるべき?何を食べて補正を掛ける? 厄介だけど、面白い趣向だった。

 

 

51日目(7月1日)

貫禄すら覗かせるルージュとともに、砂上にそびえ立った「雷の神殿」に挑む。

 

時のオカリナ』の魂の神殿を筆頭にシリーズのひとつの恒例ともなっている、光を鏡に反射させながら仕掛けを解いていく。
大好きな趣向なので、攻略し甲斐がありました。

今作はより大胆かつ繊細な構造で、恒例だからこその進化ぶりに驚かされた。
攻略途中にセーブして一度、中断したのだけど、その途中経過もきっちり保存されていたのも地味に凄い。

 

かくして4つの地方を巡る「天変地異」を解決しました。

 

 

つづく。

>> 【ティアキン冒険記#4】決着へ至る道すじ… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』