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【ティアキン冒険記#2】再び訪れる醍醐味… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のプレイを振り返っていくティアキン冒険記。
全4回の第2回です。

 

今作が「ブレス オブ ザ ワイルド 続編」という仮称だった頃から期待していた醍醐味が実った喜びを綴っています。

 

ティアキン冒険記 目次

  1. 待ちわびた幕開け… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』
  2. 再び訪れる醍醐味… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』 ←
  3. 空と地底と洞窟と… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』
  4. 決着へ至る道すじ… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』

 

 

9日目(5月20日)

リトの村を終え、当て所なくハイラルを彷徨う。
目先のコログや祠、地上絵を訪ねつつ、リトの村から北東へ、ハイラル大森林をぐるっと外周しながら南へと下っていく。

 

そうして行き着いたのが、この地上絵(龍の泪)。5つ目の発見でした。

 

これが今作、一番の核心に迫る地上絵(龍の泪)だったんじゃないでしょうか。

シーン自体は比較的おとなしい会話劇なのですが、そのセリフや動作ひとつひとつに「あっ、あっ、あーっ!」が気付きが重なっていく興奮。
思わず天を仰ぎたくなりました。

 

以降の地上絵(龍の泪)は、この時に立った推測が当たってしまっているのでは、という確認の意味合いが強まっていきます。

 

 

9日目(5月20日)

さらに南へと歩みを進めて出くわしたのが、カ…カカリコ村

 

『ブレワイ』の風情ある面影がまったく無くて、この表示が出たときは焦りました。

空から遺跡ごと落下し甚大な被害を被っていましたが、内部に入っていくとちゃんとカカリコ村は健在でした。良かった。

カカリコ村に到達した角度が悪かったせいで、とんだファーストインプレッションになってしまったようです…笑。

 

今作のカカリコ村は、なんと言ってもパーヤの躍進が嬉しい。

そして肝心の落下遺跡や石碑の謎についても真相も気になるところですが正直、その探索はほとんど手つかずなので。クリアした今なお残る今後の楽しみのひとつです。

 

 

10日目(5月21日)

『ブレワイ』同様、鳥望台や地上絵が遠目からでもはっきりと分かる遠景が映える。

 

 

13日目(5月24日)

2つ目の「天変地異」を目指して、オルディン地方「ゴロンシティ」へ。

 

相棒となるユン坊の変貌ぶりと成長ぶりがひときわ楽しいチャレンジだった。
シリーズおなじみのデスマウンテンを巡る「炎の神殿」の展開も、文字通り熱い。

 

 

16日目(5月27日)

1日目で見逃していた最初の衣服「古びた下履き」をようやく回収に…苦笑。

 

 

17日目(5月28日)

今作ではファッションの街と評される「ハテノ村」に到着。

 

その最奥部に位置するハテノ古代研究所の頂上からの眺めが、『ブレワイ』で一番思い出深い景色でした。

[ブレス オブ ザ ワイルド]

始まりの台地を降り立って東へ東へと歩みを進めて、この高所からこれまで来た道を見渡す。オープンエア(オープンワールド)の壮大さにワクワクし始めた興奮が、この景色に詰まっている。

 

今作は、そのスケール感自体は把握した上でのプレイでしたが、ここに立つとその興奮が蘇りますね。

 

 

21日目(6月1日)

もうひとつ思い出に残る地として紹介したいのがハテノ村から南に位置する崖の先端。

 

正直、なんてことない場所なのですが…
『ブレワイ』当時、ここにあった祠に苦労して辿り着いたなー、という記憶が、今は何もないこの景色を見てふっと思い出したんですよね。

[ブレス オブ ザ ワイルド]

何気ない場所への再訪が、思わず記憶と結びつく瞬間が堪らない。

 

これは今作が発表されて間もない頃から一番期待していたことでした。

■Switch 3周年と『ブレスオブザワイルド2』への期待 - かんづめステップ

 

当時のこの記事のなかでこのように表現していました。

ハイラル全土にわたって前作をプレイした人の数だけ「ウツシエの記憶」が存在する。

期待していたこの楽しさが至るところにあって、全編を通して嬉しかったですね。
そして、この体験をより新鮮にする意味で、ハイラル全土に渡って微に入り細に入った変化や調整を加えた開発スタッフ陣にも改めて頭が下がります。

 

まだ今作や『ブレワイ』をプレイしたことがない方にとって、今作からプレイしていいか『ブレワイ』からプレイした方がいいのか、という問いがよくあります。

ストーリー的な部分は正直、細かい部分は気にせず今作から始めちゃいましょう!って考える方なのですが。

こと今作のこの「再訪」の楽しさを堪能する意味では、ぜひ『ブレワイ』を先にプレイしておいて欲しいな、って思います。

 

 

25日目(6月5日)

ラネール地方「ゾーラの里」方面へ向かう。

 

『ブレワイ』のハイラルの広さを語る上で、ひとつ印象的だったのが「東の貯水湖」。
貯水湖という施設が置かれている世界設定も含めて、スケール感に当時、圧倒された。
ある日のプレイでは、存分に探索したつもりが気付いたら東の貯水湖のまわりを歩き回ってただけだった、なんてこともあった。

 

その巨大な貯水湖が汚泥に覆い尽くされている光景は、一連の「天変地異」のなかでも衝撃を受けた。

それだけにシドとともに「水の神殿」を踏破し、ゾーラの里や貯水湖にふたたび澄んだ水が流れていく清々しさが格別だった。

 

 

つづく。

>> 【ティアキン冒険記#3】空と地底と洞窟と… 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』