9月24日(金)午前、「Nintendo Direct 2021.09.24」が配信されました。
今年に入ってからは2月、6月のE3、そして今回と季節ごとにダイレクトが配信されているって状況は、やっぱり嬉しいですね。昨年は新型コロナウイルスの影響もあって、生放送という形でのダイレクトが無かっただけに有り難みもひとしお。
その発表内容の数々は、その日のトレンドを賑わせました。
1週間ちかく出遅れてまでブログにする必要あるのかな、というタイミングではありますが、自分用に書き留めておきたかったので今さらながらお付き合いを。
スマブラSP、最後のファイターは10月5日に
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』、「ファイターパスVol.2」最後の追加ファイターは後日、「最後のスペシャル番組」での発表に持ち込まれました。
その番組内でファイターの「つかいかた」も放送されるようです。
ちょうど、前回「ファイターパス」最後を飾った「ベレト/ベレス」参戦の発表と同じ形式ですね。
その瞬間まで、誰が追加ファイターに選出されるのか分からないドキドキ感が再び!
一方で、推しキャラがファイターになる最後の機会だけに「あのキャラじゃなかったかー」と残念がる声も同時に広がってしまうだけに、今回のダイレクトでファイターは発表してしまって、一種のガス抜きしておいて「最後のスペシャル番組」当日は新ファイターへの期待一色で臨みたかった気もしつつ。
特別番組「最後のスペシャル番組」の放送まであと8日!
— 大乱闘スマッシュブラザーズ【スマブラ公式】 (@SmashBrosJP) 2021年9月27日
本日から放送前日まで、これまでの #スマブラSP の活動を改めていくつか紹介していきます。
初登場からの軌跡を振り返りながら、ラストとなる番組放送をお待ちください。https://t.co/siR9h2pY4c pic.twitter.com/FcFEnTgGYz
ツイッター上では、「最後のスペシャル番組」に向けてのカウントダウンが進行中。『スマブラSP』最後の盛り上がりに向けて機運は十分といった感じです。
ダイレクトでは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』『スプラトゥーン2』のDLCセットパッケージの発売も発表。いずれは『スマブラSP』もファイターパス2種を含んだ完全版パッケージが発売されたりするのかな。
あつまれ どうぶつの森もまだまだ続く
こちらも本発表と言うより『あつまれ どうぶつの森』アップデートの予告。
10月に「あつまれ どうぶつの森Direct」でアップデートの内容を紹介し、11月には「喫茶ハトの巣」が博物館内に実装される。
自分は3DS『とびだせ どうぶつの森』をプレイしていなかったので詳しくは知らないけれど、「『あつ森』にも喫茶店登場してほしい」という要望はよく聞き及んでいたので、満を持してのこのアップデート内容は楽しみの一言です。
わざわざ単独のダイレクトが組まれるというのも興味深い。「喫茶ハトの巣」に限らないサプライズもあるかもしれない。自分的には3月のマリオ家具のような、ほかの任天堂シリーズのコラボ家具に期待したい。
博物館の近くに喫茶エリアを設けていたけど、「喫茶ハトの巣」オープンに合わせて模様替えしようかな。
ニンテンドウ64&メガドライブ、Nintendo Switch Onlineで復活
「Nintendo Switch Online」に新たな料金プランが追加。ファミコン、スーパーファミコンに加え、「ニンテンドウ64」「メガドライブ」のタイトルもプレイできる。
一例として紹介されたN64タイトルは思い出深いものもあれば、ちょっとプレイしてみたかったタイトルもあり。
ただ現状、ファミコン、スーパーファミコンをどれぐらいの頻度でプレイしているかを思えば、加入するか否かはやはり料金プランの価格次第かな、と言ったところです。
現状のサービスを考えたら大差ない追加料金な気もするし、仕方なく加入してもらう現状プランと比べると嗜好性の高いコンテンツだけに然るべき追加料金を要する気もする。うーん、どうなるんだろう。
『スーパーマリオ3Dコレクション』内の「スーパーマリオ64」は、テキストやアイコン類もくっきり鮮明になるよう手が加えられていましたが、さすがに「Nintendo Switch Online」版はさすがにそこまでの手心は難しいかな。
スプラトゥーン3でさらにイカしたステージへ
2月のダイレクトでのサプライズ発表から早7ヵ月、『スプラトゥーン3』待望の続報です。
任天堂トピックスページでの解説と合わせて、新たなステージやスペシャルウェポンの内容が明示され、2月の初報映像での意味ありげなカットの答え合わせをしていくような内容でした。
自分的には、「キンメダイ美術館」の復活が嬉しかったですね。
初代『スプラトゥーン』において、ひときわ好きなステージでしたが『スプラトゥーン2』には残念ながら続投せず。こういう形で再登板されるとは思いもしませんでした。
そして単に復活するだけではなく…
映像には、忍者姿で飛び回る新スペシャルウェポン「ショクワンダー」を駆使して回転する壁に張り付く姿も。大胆かつ機動的な立ち回りが映えるステージへと、その意味合いを変えての復活が楽しみです。
もうひとつ好きだった前作『スプラトゥーン』のステージとして「ヒラメが丘団地」の復活も願いたいところ。
今回の映像にはヒーローモードの紹介も。題して「Return of the Mammalians(哺乳類の帰還)」。
バトル面はあれこれ明らかになってきたのとは対照的に、まだ謎は深まるばかりですが、この奇妙なイカちゃん達の世界観をより掘り下げてくれそうなヒーローモードになりそうです。
ベヨネッタ3、4年の時を経てついに…
ついに来た-!
2017年12月に発表されて以来、一切の続報がなかった『ベヨネッタ3』がついにお披露目されました。
6月のE3でも続報がなかったときは落胆とともに諦めにも似た感情になりました。
今回の映像も冒頭、「プラチナゲームズ」のタイトルだとは勘付いても疑心暗鬼が拭えない。渋谷?言ってたらラッピーが出てきた、おっ、『アストラルチェイン』なのかな、と思ったら…
スローモーションとともに紫がかり、カチッカチッと時を刻む音。
瞬時に「ウィッチタイムだ!ベヨネッタだ!」と確信できた、このシーンの興奮は格別でした。
シリーズごとにロングヘア、ショートヘアと髪型を変え、今作はツインテール。
さながら少女期のセレッサを思わせる風貌なのが心憎い。
「デーモン・マスカレイド」「デーモン・スレイブ」と名付けられた、新たなシステムも用意され、スタリッシュな戦闘シーンはさらに磨きが掛かっていそう。
…ただ自分的には、大型キャラを操作するシチュエーションって必ずしも惹かれないので「デーモン・スレイブ」の方はどんな操作法になるのかがちょっと気掛かり。
細かいところでは、ゲージなどのUI表示の装飾が一新されているのも目を引いた。
『ベヨネッタ』『ベヨネッタ2』の画面がこちら。同じくウィッチタイムを発動させた場面。
この前2作と比べると、今作『ベヨネッタ3』の画面隅に配置されたゲージやコンボ表示の画面に占める大きさが、今どきのトレンドに合わせてか小さくシンプルにまとめられている。
前作『ベヨネッタ2』発売当時に目にした、プラチナゲームズ開発スタッフによるUIデザイン解説記事が印象に残っているので、より大胆な変革をもたらした今作のUI表示は興味深く、そういった観点からも早くプレイしてみたい。
発売は2022年。4年近く止まっていた時間が、いよいよ動き始めました。
(いや、もちろんプラチナゲームズとしては止まっていたわけではなく鋭意開発していた4年間だったのだと思いますが…)
本命の2022年、より色濃く…
E3のときにも書きましたが、2022年の充実ぶりがより顕著になってます。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド 続編』『スプラトゥーン3』、そして今回、『ベヨネッタ3』も2022年発売予定に加わりました。
この記事では、自分の興味的に省略させて頂きましたが、カービィ本編初の3Dアクションとなる『星のカービィ ディスカバリー』や、『モンスターハンターライズ』の大型追加コンテンツ「サンブレイク」も、やはり2022年です。
2022年3月にはスイッチ5周年を迎えようかというタイミングでのタイトルラッシュ。
今回のダイレクトは、年末商戦に向けての追加情報にはすこし乏しかったかもしれませんが、2022年に向けての期待度はより高まった放送だったんじゃないでしょうか。
…ま、まあ、各タイトルがこれ以上、延期されなければの話ですが…苦笑。